興味ある人はどうぞ(笑)
私の趣味は休日にバイクを乗り回したり、自分でメンテナンスしたりすることである。
最近は相場にどっぷり、奴隷激務化でめっきり機会が減ってしまったが…自分のご機嫌取りのために時間を見つけては少しだけやっている。
メンテナンスなんてディーラーに代金を支払えば自分の手も汚さなくて済むし、工具を揃える必要もないしプロが触るので安全、安心なのであるが、どうしても自分でできる範囲のことはやってみたい。
整備や部品交換をやってみたい、知りたいという好奇心と、もしバラシて壊したらどうしようという葛藤があるのだが好奇心が勝ることが多く分解して組み上げて見たくなる。
その繰り返しで基本的な整備はできる。
が、かなり失敗もしてきた(笑)
ハンドル周りの配線をばらした後組み上げるときに配線が戻らなかったり、ねじが余ったり…キーシリンダーばらしてハンドルロックが戻らなくなったり(さすがに今はないが)まあ、いろいろやらかしましたよ。
でも構造や造形美などは実際にバイクをばらしたり、部品を組み込んだりすることで良くわかるものである。
それに自分で手入れをしてバイクの調子がよくなったりするとこの上ない悦びを得ることができる。
本を読むだけでは到底分からない。
本を読んで実際に触ってみて「ああ!なるほど」ということが多い。
ある程度経験を積んで同じ本に触れてみると肚に落ちたりとまあ、面白い。
話は変わるがバイク乗りの間でお互い知らない人同士でもすれ違い際に手を挙げて軽く挨拶を交わす「ヤエー」という文化があるのだがご存じだろうか。
こんな感じの(笑)
今日は久々に天気も良く気温も上がるということでバイクに乗ったんですよね。
自分はよく対向車のバイクに「ヤエー」するのだが、今日は道端にいた観光客と思しき人から手を振られた。
子連れの親子とか、小学生とかはよく手を振ってくるのだが…。
今日はいつもと違ったんだ。
初めての経験だよ。
綺麗な、おねーちゃんから満面の笑みで「ヤエー」がくるなんて!!!
思わず全力で手を振返す。
満面の笑みで笑われた(;´Д`)
滅多にない。
本当に。
こんなことは。
滅多にない。
繰り返すぞ。
まずない!!
いいんだ…。
「あはは!ノリで振ったら全力で返ってきた!ウケる!」
とかでも。
おっちゃんに夢を見させてくれてありがとう。
明日はきっといい日になるな。
ケケケ…。
所詮私はスケベな男さ(笑)
悲しいね。
バイクって不思議なものでいろいろな人から話しかけられる。
おじさん、おばさん、お兄さん、外国人…。
私と肩組んで写真撮らせてくれとか。
「1枚いいですか?」とカメラ向けられて、調子に乗ってバイクの前でポーズ決めてたら
「あ、バイクだけでいいです」とか( ゚Д゚)ゴルァ
ま、いろいろな出会いや出来事があって面白いですよ。
でも一番の衝撃だったのは…。
10年ぐらい前か??
フラット35でハーレーを買ったばっかりであちこち高速使って走り回っていた時のことだけど。
意味もなく走りまわって、
誰かから「どこへ行くんですか?」と道中聞かれたら、
「日没になるまで太陽と追いかけっこしているのさ」
なんてかっこよく答えてやらう。
ウハハハハハ!
なんて。
使うことのない質疑解答集を頭で綿密にシミュレートしながら景色を堪能しつつ夕方のSAで休憩していた時にこういう感じのライダーの人から話しかけられた時かな。
※イメージです。
イタリアの高級バイクドゥカティ…かな??
乾式クラッチの音がなんとも厳めしい。
夕焼けに反射するフルフェイスヘルメットからなびいている長くてきれいな髪。
キューティクルはキラキラと艶めかしく光っている。
すらりとしたシルエットを強調するレザースーツ。
黄昏時の景色や高速の騒音も…周囲の喧騒も一瞬にしてかき消されたかのような錯覚…。
すぐに釘付けになるのに理由はいらなかった…。
ミラーシールド越しで顔が見えないが若干ハスキーな声で「こんにちは。」と
話しかけてくる謎のバイク乗り…。
も…もしや…。
使う予定のない質疑解答シミュレーションを使う時が来るとは…。
しかも…。
つ…使うには相手が手ごわすぎる。
そんなこちらの心中を察することもなくこちらに向けていた身体をいったん後ろ向きにし、両手でヘルメットをゆっくり持ち上げて長い綺麗な髪をかき上げながら振り返って笑顔で話しかけてきたのは…!!!
私の心拍数が一気にレッドゾーンへと向かっているのを感じる。
う、うう…なんてこった。
緊張してきたぞ。
そして…振り返った屈託のない笑顔の正体は!!!?!?
ルパン三世のヒロイン峰不二子のような…スタイルの( ゚Д゚)
黒髪の…美女!!
( *´艸`)ウフフフフフフ…
ではなく( ゚Д゚)♡
おっさんだった( ゚Д゚)ガーン
※イメージです。
おのれぇえ!曲者じゃああ!
すごくきれいなロングヘアーをしているが…頭頂部は綺麗に禿げ上がっている。
顎髭が自慢のロングヘアーと合流している。
しかも豊かなbodyではなく…夕闇が迫る陰で肝心なところが見えなかっただけ…。
こちらのお方は間違いなく私と同じ殿方である。
期待と胸の高鳴りに比例したよう高く持ち上がった私のハートは高い所から落とされた皿のように奈落の底にて無残にバッキバキに砕け散った…。
ううう…うぉあああああ!!
返せ…!!わしの心の「ときめき」をぉ!!!
「山高ければ谷深し」
嗚呼…我が青春の一コマが本当に一コマで終わったじゃないか!!!
色々この後の展開を想像していた(連絡先交換してツーリングデートとか♪)
のにぃ!!!
バカバカバカぁあ!!
クララのバカ!!
まだまだ青いな…。
とまあ、何だかんだ言いつつそのおっちゃんと30分ぐらいバイク談義で盛り上がったけどね!!
おっちゃんいわく「なぜか走っていると後ろからバイクがついてくる…。きっと俺のドゥカティのサウンドにしびれるんだろうな。」
と言っていたが。
「間違いなくあなたのすらっとしたそのシルエットとそのきれいな髪の毛のせいですよ」と答えておいた。
ライダーは結構スマートな方が多いので…黒髪がなびいていると私のようなスケベが勘違いするんだね。
おっちゃんは「髪の毛を大切にしているが頭頂部だけ薄くて困る」と言っていた。
「どっかであったら一緒に走ろう」と一期一会が必須のバイクの旅で叶わぬ約束を交わす。
何だかんだで盛り上がって別れ際には「じゃあ!良い旅を!!」
と握手をして別れました。
加美乃素勧めるの忘れた( ゚Д゚)
知らない人とでも仲良くなれる不思議な乗り物のお話でした。
はい…。
その後また次のSAで出会って笑ったのはよい思い出。
あ、先日そろそろ崩れそうだなぁと9984試し玉入れましたが…。
9984
3/8ザラ場
1(5657)-0
現在5343
いったん落として本玉入れます。
東証銀行へ預けた預金またボチボチ引き出せるように頑張りますよ。
またゆっくり旅がしたいねぇ…。