某、銀と申します。~株式相場の練習帳~

相場の荒波に飲まれて溺死しないよう、波打ち際でビート板修行中。

贈答スイーツのススメ

たまには相場以外の話でもするか。

スピンオフ作品っていう感じでゆるーく行きましょう。

 

去年猫次郎さんに会いに行った後、関西で絶賛散財中に見つけた美味しい贈答用スイーツ。

 

阪急うめだ店の和菓子テナントが集まったところに立ち寄った際偶然に見つけた品物である。

 

京菓子 足立音衛門というところが作っている栗のテリーヌだ。

 

磨きあげられた曇りなく指紋一つついていないガラスのショーケースの中に堂々と、ここの主だと言わんばかりに栗のテリーヌは鎮座している。

母と「一本10800円のテリーヌだってさ(笑)庶民の口には入らないねぇ」

とひそひそとため息交じりに話したのがきっかけだった。

 

心の声(せっかくここまで来てしっぽ巻いて帰るなんぞもったいないわ。

これから基礎をやってやって少しずつでかく稼ぐようになりますのでこの際ごちそうしちまうか。)

 

何せ庶民なもので値段と高級感にビビりながらも「栗のテリーヌ「」をいただきたいのですが、常温での持ち帰りはできますか?」と。

半ば挙動不審に店員に話しかけてみる。

 

店「こちらの品物は冷蔵でのお持ち帰りとなっておりますが、ご自宅までお時間はどれくらいかかりますか?」

 

銀「九州までなんだけど大丈夫ですか?」

 

店「九州までだったら冷蔵が持たないですねぇ…。こちらの栗のテリーヌなら常温でお持ち帰りができますが。」

 

テリーヌは2種類あって、プレミアムな栗のテリーヌ「天」とスタンダートタイプの栗のテリーヌの2種類ある。

 

「天」は厳選を重ねた素材で丹波栗を惜しみなく使い、和三盆や厳選した卵などを使っていてなおかつ保存料を使っていないから冷蔵以外の持ち帰りができない。

御値段は一本10800円ほど。

丹波栗でも形がよくて大きいものを選んで使っているので栗の収穫の量によっては生産が極わずかに終わることもある。

 

スタンダードタイプの栗のテリーヌは5000円で厳選された栗を和三盆や選び抜かれた素材で作られていて、保存料替わりに洋酒を少々混ぜてあるので常温で持ち帰りが可能な品。

 

店員さんがスタンダードタイプを勧めてくる。

 

銀「じゃあそれください」

 

この会話を聞いて慌てる母(笑)

母「ほへ?一本5000円もするテリーヌってお菓子大丈夫なの?ちょww」←ひそひそと笑いながら話しかけてくる。

 

銀「大丈夫ですたい!」小声でどや顔( ゚Д゚)(ほんとは10800円の喰わせてみたいが)

自宅用と言い簡易な包装で受け取る。

 

帰路について無事に家にたどり着いた後は家族で切り分けて食べましたが…。

 

なんじゃこりゃぁああ!…となりました。

洋酒のほのかな香りと栗の甘味、そして優しい和三盆の甘味、卵の風味。

飲み込んだ瞬間にすべてが融合し、至福の境地へと誘う。

 

緑茶、珈琲、紅茶、抹茶。

どれを合わせても素晴らしい風味を楽しませてくれそうだ。

 

ちなみに私は緑茶でいただきましたが(笑)

 

5000円のテリーヌはアッという間になくなりました。

 

洋酒が苦手な人はテリーヌをカットして少し常温に置いておくとアルコールが飛んで食べやすくなるらしい( ゚Д゚)

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強烈な快楽を伴うスイーツでございました。(画像はネットより拝借。)

 

秋の夜長に、場帖更新やグラフづくりの際、エレガントなティータイムの御供にしてみては♪

グラフを作っていた際にふと思い出した去年の散財旅行の記憶より。