某、銀と申します。~株式相場の練習帳~

相場の荒波に飲まれて溺死しないよう、波打ち際でビート板修行中。

一番身近にプロ目線。

 

昨日家で月足を書いていると母が私の書斎(←と言えるような立派なものではない)にやってきた。

 

母「いくら呼んでも答えないから死んでないか心配した(笑)」

 

銀「ありゃりゃすまん、つい集中していてね。」

 

母「熱中しているのは分かるけど無理はしないでね。」

 

銀「あいよ。これをたくさん書くと株の値動きが月単位でよくわかるんだ」

 

母「へーぇ。これがイセエビやウニに化けるわけね(笑)」

 

銀「まだまだヘタクソだけど(笑)今は猫先生に教えてもらいながらやっているよ。」

 

母には猫次郎さんに相場師の勉強を習っていると伝えてある。

母にはわかりやすく「猫先生」と言っている。

 

部屋に掲げてある5401(日本製鉄)の1983年からの長期月足グラフを不思議そうに見つめる母に聞いてみた。

 

銀「このグラフを見る限り値動きはどうなりそうな気がする?」

大好きな5401。

失敗するたびに発狂しながら5回も書き直したのでとても愛着がある。

どうしても見せてしまう。

ドヤ顔で(・ω・)ドヤドヤドヤァアア

 

母「どうって言われてもね。ずいぶんと大きなグラフだね。白と黒がいっぱいあるけど?」

 

不思議そうに見つめる母にローソク足を少し教えた。

銀「上に行くほど値段が高くてしたに行くほど値段が安いんだ」

 

母「よくわからないけど…、今ぐらいに買えばいいんじゃないの?」

 

衝撃が走った。

「( ゚Д゚)ァアアアアア!!!!」

 

母「なに素っ頓狂な声出してるの?」

銀「母よ…なにゆえに…なにゆえにそう思うのじゃ…」

祟りに震える長老のような口調で話しかける。

 

母「だって、何年か前も同じ動きで上に向かっているじゃない。形がほぼ同じだから…先のことは分からないけど…。」

 

銀「猫先生と同じこと言った。」

 

母「へ…?( ̄▽ ̄)」

 

まさか、まさか。

 

自分の折れ線コレクションの一つ非鉄金属3年分を見せてみた。

 

銀「じゃじゃ、じゃあ…これは!?」

非鉄金属の折れ線グラフを見せてみた。

 

母「あらあら、違うグラフが出てきた。これは折れ線?なんかかっこいいね。似たような動きだね」

 

銀「似たような業種を書いているんだけど何かわかる?」

 

母「よーくわからないけど、先に上がったのがあって三井金属?A&Aマテリアル?は少し遅れているのかな?でも少しずつ追いついている印象もあるなぁ。ってことはこのグラフ見ると以前の傾向にならって見ていくと先に上がったあとについていく銘柄を買えばいいんじゃないの?その方が上がる気がするけど…正直わからないけど、そんな気がする。」

 

…見事じゃ…。

猫次郎さんと同じことを相場については何も知らない母が言っている。

 

物事を冷静に見て考えるというところはさすがでございます。

しかしながら…猫次郎さんに半ば泣きついて生徒にして貰って熱海で習って初めて「なるほど」と納得した自分が恥ずかしくなる。

 

チーン。

 

銀「母上…ともに相場でブイブイ稼ぎましょう…月足グラフと折れ線と場帳の三種の神器、一緒に書きません?盛り上がるから」

 

母「いやだよ。老眼ちらちらするし、腰と目と手が痛いし(笑)それに稼いだお金を使うほうが楽しいからそういうことをお仕事にしたいのなら銀が頑張ればいいよ(笑)やりたかったことができるのって素敵な人生じゃないの♪私は遊ぶけどぉ(笑)」

この上ない最高のにやけ顔で肩をポンポン叩かれた。

 

銀「がんばります」

 

…母上。

 

…さすがでございます。

 

 

今年一番の衝撃的な出来事だった。

 

 

 

(;゚Д゚)…。

折れ線グラフ月足グラフ場帳…。

折れ線グラフ月足グラフ場帳…。

折れ線グラフ月足グラフ場帳…。

 

アハハハハハ( ̄▽ ̄)…。